やぁ、水那だ(@mzpdn)。
高校生の頃に初めて受験して、不合格だったあの夏から1年後。
本格的に勉強したことにより「ITパスポート試験」を、無事に合格することができた。
そこで僕が「ITパスポート試験」に合格するためにおこなった勉強方法や、おすすめの参考書を具体的にご紹介させていただこうと思う。

初心者の方でも分かりやすく解説するよ~!
それと同時に、今回は
- ITパスポート受かる気しないのだがwww
- みんなの言う合格率ってほんとか?
- 学生(中高生、大学生)だけど大丈夫?
- 何回やっても受からない、落ちた、難しい
- 過去問はやるべきなの?
- おすすめの参考書を教えてくれ~!

こういった方の不安や疑問を解決していく!
それでは早速いってみよう。
【勉強法】僕が「ITパスポート試験」に合格した方法
IT業界に転職するにあたって、履歴書にも書ける便利な国家資格「ITパスポート試験」。
読者様の中には、これから「ITパスポート試験」を受験しようと考えている方ばかりだと思う。
そのため、まずは「ITパスポート試験」の概要であったりを確認していこう。
「ITパスポート試験」とは?

独立行政法人であるIPA(情報処理推進機構)が随時実施している国家試験である。
国家試験といえば、非常に難しい印象なのだが「ITパスポート試験」の難易度に関しては比較的優しい部類に入る。
しかしながら

思っていたよりも難しくて、なかなか合格できないよ・・・
という方がいるのも事実だ。
そのため、しっかりと勉強しないことには合格は厳しいと感じる。
ITパスポート試験の問題と試験時間
ITパスポート試験の場合、試験開始時間の30分前から試験会場は開いており、試験前に本人確認などを済ませて本番に挑む。
なお、試験問題は3つの分野に分かれおり
- ストラテジ系(経営全般):35問程度
- マネジメント系(IT管理):20問程度
- テクノロジ系(IT技術):45問程度
という上記の合計100問を、CBT方式というマウスやキーボートを用いて解答していくことになる。
そして、試験時間はかなり長めに設定されており、120分(2時間)もある。
すなわち、100問を120分で解答していくこととなるので、人によっては心に余裕を持つことができる。

実際に、試験終了30分前に帰る奴がいるから気が散る
ITパスポート試験の難易度は普通だが
ITパスポート試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施しており、そこが示すレベル感としては4段階中で1段階目と一番低いレベルとなっている。
どの年に対しても、受験者の平均年齢は20代後半となっており、合格率は50%あるかどうかといったところだ。
ここで
「この合格率なら、2人に1人は合格するんだな」
と思った方は、あながち間違いではないが、学生に限るとそうではないように感じる。
職種別に合格率を発表しているところがあったため、こちらを参考にして話そう。
参考もとはこちら

高校生や専門学生に関しては、合格率が30%に満たないのだ。

僕も高校生の頃に不合格だったしなぁ・・・
そのため「滅茶苦茶簡単だよ!誰でも受かるよ!」という言葉は、正直信じない方が良いのかもしれない。
ITパスポート試験の合格基準
同じくIPAが実施する「応用情報技術者試験」などであれば、自身の苦手な分野を避けて通り合格することができるのだが、本試験「ITパスポート試験」ではそれはできない。
先ほどご紹介した3つの分野において、それぞれ水準が求められるのだ。
なお、合格点は以下の通りとなる。
総合評価点 600点/1000点
分野別
ストラテジ系 300点/1000点
マネジメント系 300点/1000点
テクノロジ系 300点/1000点
例えばストラテジ系において、皆さんも耳が痛くなるであろう「当期純利益」「損益分岐点販売個数」などの計算問題を避けて通ることができないというわけだ。

満遍なく勉強することが合格の秘訣ってことよ
ITパスポート試験の受験料
現在のITパスポート試験の受験料は、消費税込みで5,700円となっている。
この受験料が安いか高いかは置いておき、一発で合格したいところではあるだろう。
ITパスポート試験に合格するための勉強方法
まずは、こちらをご覧いただきたい。

そう。
合格基準に満たないため残念なことに不合格なのである。
では続いて、こちらをご覧いただきたい。

こちらは、ITへの知識がゼロであった僕が、1年後に改めて勉強して実際に合格した際の試験結果である。
言わずもがな、点数は高くない。
つまるところ、試験前日に本気を出して、その場しのぎで合格したのである。
そのため僕が今からご紹介する勉強方法は、あくまでも合格をするためであり、満点をとるためではないことを理解していただきたい。
それでは本題に入ろう。
おすすめの参考書「ITパスポート合格教本」
そもそも「ITパスポート試験」は、300~400ページほどの情報を暗記することが合格へ繋がると考えている。
様々な言葉や数字、計算方法などを、何度も何度も繰り返し見て覚えることこそが最適解なのだ。
事実、僕は一冊の参考書のみで合格することができたため、簡単にご紹介させていただく。

先日、断捨離をした際のこの分かりにくい写真しかなかったため、下記にリンクを置いておく。

こちらからどうぞ~
こちらの「ITパスポート合格教本」は特段評価が高いわけではなく、「キタミ式」などをオススメする方が多いのだが、上記のITパスポート合格教本も合格するには捨て難いと考えている。
僕の場合、ITパスポート合格教本を端から端まで何度も見返したのだが、覚えるスピードにはもちろん個人差がある。
そのため、勉強時間を断定することはできないが、暇があれば読むというサイクルがベストだろう。
例えば「電車の中」「学校の休み時間」「土日祝日」などが挙げられる。
そのサイクルを繰り返して、早い人だと1,2か月程度で知識を身に着けることができるのではないだろうか。
ITパスポート過去問題集
僕は購入したものの使用していないが、これに加えて過去問題集などを利用すると効果的なのかもしれない。
ただ、写真にもあるような過去問題集や、他の参考書籍の中に出てくる問題と本番の試験問題とでは、難易度に大きな差異が生じていると感じる。
具体的に言うと、本番の問題文は結構難しく書かれているのだ。
そのためITパスポート試験に関しては、過去問題集よりも読解力を鍛えるほうがタメになるかもしれない。
とはいうものの
結論:ITパスポート合格教本 一冊でOK
ITパスポート合格教本をひたすら眺めて暗記し、自信がついたら試験に挑戦しよう。

暗記はマジで最強
ITパスポート過去問道場はやるべきかどうか

「ITパスポート試験」の合格方法を語るにおいて、必ずと言っていいほど紹介されるのが「ITパスポート過去問道場」である。
これはITパスポート試験に出題された過去問題2000問を出題してくれるという神サービスだ。
ちなみにその神サービスはこちら→https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php
こちらに取り組むことを強くお勧めされる方が多いが、これに関しては別にやらなくてもいいのではないかと僕は考えている。
その理由としては、一度も目を通してないが合格したからである。
確かに、本当に出題された過去問であるのならばやることに価値はあるのだろうが、これに関してはやりたい方だけがやればいいと考えている。
そのため、あれをやれこれをやれとは言わないが、自分に合った効率的な学習をおこなってほしい。
ITパスポート試験を申し込む前に言いたいこと
中途半端はあまりよくない
「よし、早くやって俺も受験するぜ!」
と志した方に、一つ忠告をしておこう。
あまり勉強せずに受験してしまった僕が言うのはなんだが、少しわかるレベルで受験しても、天才でない限り合格できるかどうか怪しい。
なぜなら、毎回同じような問題が出てくるわけではなく、さまざまなジャンルがバラバラに出題されるからだ。
つまるところ、かなり勉強ができる人でない限り、ITパスポート試験は運ゲーになる可能性があるのだ。
そのため、対策としては本当に隅から隅まで学ぶことに尽きる。
不安な方は、必死に神に祈りをささげればいいと思う。
ITパスポート試験はここを押さえておこう
試験を2回も受験した僕から、経験則を語ろう。
一昔前から人工知能関連の話題がホットだからか、どちらもそういった話題に関しての出題があった。
つまるところ、ここらへんの学習は必ず押さえておくべきだと言える。
仮に出題されなかった場合でも、損することはないため計画的に学習を進めよう。
まとめ
今回は僕が、国家試験である「ITパスポート試験」に合格した方法を、簡単に解説させていただいた。
ぜひとも参考にしていただき、効率よく学んで合格していただければ幸いだ。
だが、一番の学習方法は自分に合ったスタイルを継続することだ。
僕を含め、誰かの学習方法をそのまま真似するのではなく、自分に合った方法で学ぼう。
それが本当の合格への近道だろう。
大変長くなってしまったが、試験本番に向けてぜひ頑張ってください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
